はじめに|オリエンテーションってなんで大事なの?
保育実習をスムーズに進めるためには、事前の準備がとても大切です。
その第一歩となるのが「オリエンテーション」。
実習先の園と初めて直接やりとりを行う場であり、実習の成功の鍵を握る重要な機会です。
この記事では、オリエンテーションに関する不安を少しでも軽くできるよう、事前準備や当日の流れ、マナーなどをわかりやすく解説します。
オリエンテーションとは?基本の流れと目的
オリエンテーションとは、実習前に保育園や幼稚園を訪問し、実習内容やスケジュールなどを確認するための大切な時間です。
園の方針や保育の考え方、職員や園児との関わり方、ルールなどについて説明を受け、自分自身を紹介する場にもなります。
ここで好印象を持ってもらえると、実習がグッとやりやすくなりますよ。
オリエンテーションの前に準備すること
電話でのアポイントの取り方
まずは園に電話をして、オリエンテーションの日程を相談しましょう。
電話をかける時間帯の目安:
電話をかける時間帯は、10時〜16時頃が目安です。
保育園では職員が交代制で働いているため、朝や夕方は人数が少なくなることがあります。
一般的には
- 子どもが落ち着く時間帯 → 10:00〜11:00
- お昼寝中で比較的静かな時間帯 → 13:00〜15:00
などが「電話しやすい」と言われています。
ただし、園によってはこの時間に職員会議があったり、保育の手が足りなかったりする場合もあるため、必ずしも正解とは限りません。
迷ったら、10時〜16時の間にかけるのが無難です。
園が開いている時間帯であれば、つながる可能性は十分あります。
授業の合間や空きコマに合わせて、無理のない時間にかけてみてくださいね。
電話内容の例文:
「○○大学○年の○○と申します。○月○日から貴園で保育実習をさせていただく予定です。
本日はオリエンテーションの日程についてご相談させていただきたく、お電話いたしました。」
緊張すると思いますが、メモを用意しておけば安心です!
服装と身だしなみ
第一印象はとっても大切。
清潔感があり、落ち着いた服装で訪問しましょう。
- スーツまたはオフィスカジュアル(シャツ+スラックス/スカート)
- 髪は整えて、長い髪は結ぶ
- 派手なネイルやアクセサリー、香水はNG
持ち物リスト
持ち物は前日までに準備しておくと安心です。
✅ オリエンテーションに必要な基本の持ち物はこちら:
- 筆記用具・メモ帳
- 実習要項や依頼状などの書類
- 印鑑(念のため)
- 上履き(スリッパや室内履き)
- A4書類が入るバッグ
- 学生証
学校や園から指定された物がある場合は、忘れずに確認しましょう。
オリエンテーション当日の流れとマナー
到着〜挨拶までのポイント
- 約束の時間より5〜10分前に到着する
- 玄関でコートを脱ぐ・靴を揃える・上履きに履き替える
- 職員室では笑顔で、元気にあいさつ!
例:
「こんにちは。○月から実習させていただく○○大学の○○です。
本日はよろしくお願いいたします。」
当日確認すべき内容&質問例
園からの説明だけでなく、自分から質問する姿勢も大切です!
以下のようなことを事前にメモしておくと◎:
- 実習のスケジュールや時間帯
- 担当するクラスの年齢・人数
- 実習日誌や指導案の書き方
- 実習時の服装・名札の有無
- 必要な持ち物・提出物
- 園の方針や保育理念
- 相談窓口や担当の先生
質問することで、誠実な印象も伝わります♪
退室時のマナー
- 終了後はしっかりお礼の言葉を!
「本日はお忙しい中、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。」
- 玄関では靴を揃えてからコートを着て退出しましょう。
よくある不安と対処法
Q. 緊張してうまく話せなかったら?
→ メモを準備して、ゆっくり話せば大丈夫。先生たちも理解してくれます!
Q. 聞きたいことを忘れたら?
→ メモしておいて、後日電話やメールで確認しましょう。
Q. 園の方針が合わない気がしたら?
→ 学びの一環と捉えてまずは園の方針を尊重しましょう。不安が強い場合は学校の先生に相談を。
まとめ|オリエンテーションを味方にして実習をスタート!
オリエンテーションは、緊張するかもしれませんが、園の先生たちもあなたの実習を応援しています。
事前の準備やマナーを意識することで、実習がもっと楽しく・学びのあるものになりますよ。
この記事が少しでもあなたの安心材料になればうれしいです。
応援しています!