最初にはっきり言っておきます。
人見知りでも保育士になれます。
諦めないでください。
私もかなりの人見知りで、緊張しやすく、喋るのも下手でした。
「保育士に向いていないかも……」と、とても悩みました。
それでもなんとか続けてこられたのはなぜだろう?と思い、分析してこの記事を書きました。
人見知りでも保育士になれる!
「人見知りだから、保育士には向いていないかも……」
そんなふうに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
保育士というと、明るく元気で、誰とでもすぐに仲良くなれる先生をイメージする人も多いかもしれません。
もちろん、明るく元気な先生も素敵です。
でも、保育士にはさまざまな性格の人がいて、それぞれ得意なことも違います。
私はこれまで、たくさんの保育士さんと一緒に働いてきました。
例えば、
- おとなしい性格でも手遊びが上手で、子どもたちを楽しませている先生
- 子どもの動きをよく見ていて、怪我につながりそうな場面にいち早く気づき、さっと駆け寄る先生
- ピアノや製作が得意で、その力を保育に活かしている先生。
そんな素敵な先生たちを、たくさん見てきました。
保育士に必要なのは、明るさや話の上手さだけではありません。
子どもの気持ちを受け止めること、一人ひとりの姿をよく見ること、安全に過ごせるように配慮することなど、さまざまな力が求められます。
もちろん、人と関わる仕事なので、コミュニケーション力も必要です。
でも、それは最初から何でも上手に話せなければいけない、ということではありません。
経験を重ねながら、少しずつ身につけていけることもあります。
人見知りだからといって、保育士になることを諦める必要はないと私は思っています。
人見知りの人が保育士を目指すときに感じる3つの不安
人見知りの人が保育士を目指すとき、どのようなことに不安を感じるのでしょうか。
保育士は子どもだけでなく、保護者や職員など、さまざまな人と関わる仕事です。
そのため、人と話すことが苦手だと「自分にできるのかな?」と不安になることもあると思います。
ここでは、考えられる3つの不安についてお話しします。
子どもと積極的に関われるか不安
「子どもは好きだけど、自分から話しかけられるかな?」
「子どもと何を話したらいいのかわからない……」
そんな不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
保育士は、子どもと遊んだり、生活を援助したりしながら、一日を通して関わっていきます。
特に実習では、初めて会う子どもたちに自分から関わっていくことに、緊張するかもしれません。
また、子どもと関わるのが上手な先生を見て、「自分にもあんなふうにできるのかな」と感じることもあるでしょう。
でも、子どもとの関わり方は、たくさん話しかけることだけではありません。
子どもの遊びをそばで見守ったり、子どもが伝えようとしていることに耳を傾けたりすることも、大切な関わりの一つです。
保護者や職員との会話が苦手
「保護者と何を話したらいいんだろう?」
「先輩の先生とうまくコミュニケーションが取れるかな?」
保育士は、子どもだけでなく、大人との関わりも欠かせない仕事です。
保護者には子どもの園での様子を伝えたり、家庭での様子を聞いたりします。
また、職員同士でも子どもの姿や保育について情報を共有し、協力しながら仕事を進めていきます。
人見知りだと、話しかけるタイミングがわからなかったり、緊張して言葉が出てこなかったりすることもあるかもしれません。
私自身も、もともと人と話すことが苦手だったので、こうした不安はよくわかります。
ただ、保護者や職員とのコミュニケーションには、仕事の中で少しずつ覚えていけることもたくさんあります。
最初から会話が上手である必要はありません。
人前で話したり表現したりするのが苦手
「大勢の前で話せるかな?」
「子どもたちの前で手遊びや歌を披露できるかな?」
保育士は、子どもたちの前で話したり、歌ったり、手遊びをしたりする機会があります。
また、行事や職員会議など、大人の前で話す場面もあります。
人前に立つと緊張してしまう人にとっては、不安に感じる部分かもしれません。
さらに、子どもたちに活動の内容を伝えたり、次の活動へ移る際に声をかけたりすることも、保育士の大切な仕事です。
ただ話すだけでなく、子どもたちが理解しやすい言葉を選んだり、興味を持てるように工夫したりすることも求められます。
でも、こうした伝え方も、最初から上手にできる人ばかりではありません。
先輩の先生の姿を見たり、自分で実践したりしながら、少しずつ学んでいくことができます。
人見知りだからできない、と決めつける必要はありません。
次は、人見知りでも保育の中で活かせる強みについて考えてみましょう。
人見知りでも保育で活かせる強みがある
人にはそれぞれ、得意なことや強みがあります。
そして、その強みを保育に活かすことができます。
例えば、子どもの話をじっくり聞くことが得意な人、周りの様子をよく見ることが得意な人、音楽が得意な人など、強みは人それぞれです。
もちろん、人見知りだから必ず聞き上手だったり、観察力があったりするわけではありません。
大切なのは、自分にはどんな強みがあるのかを知り、それを伸ばしていくことだと思います。
ここでは、保育で活かせる強みを3つ紹介します。
子どもの話にじっくり耳を傾ける
人の話をじっくり聞くことが得意な人は、その力を保育に活かせます。
子どもは、自分が経験したことや発見したこと、嬉しかったことなど、さまざまなことを保育士に伝えようとします。
そんなとき、子どもの話に耳を傾け、最後まで聞こうとする姿勢はとても大切です。
例えば、子どもが「今日ね、公園でね……」と話し始めたとき。
「そうなんだね」「それからどうしたの?」と、子どもの言葉を受け止めながら聞くことで、子どもが自分の思いを伝える時間を大切にできます。
保育士がたくさん話すことだけが、子どもとのコミュニケーションではありません。
子どもの話を聞くことも、保育士にとって大切な力の一つです。
子どもの小さな変化に気づく
周りの様子をよく見ることが得意な人は、その観察力を保育に活かせます。
保育では、子どもの表情や動き、遊び方など、さまざまな姿を観察することが大切です。
例えば、いつも元気に遊んでいる子どもが、今日はあまり遊ぼうとしない。
そんな小さな変化に気づくことで、体調や気持ちの変化を考えるきっかけになります。
また、子どもが何かに挑戦しようとしている姿や、昨日まで難しかったことができるようになった姿に気づくこともあります。
子どもの姿をよく見ることは、安全を守ることだけでなく、一人ひとりの成長を理解することにもつながります。
観察することが得意な人は、その力を大切にしてほしいと思います。
音楽や自分の得意なことを保育に活かす
音楽が好きな人や、ピアノや歌が得意な人も、その力を保育に活かすことができます。
保育園では、季節の歌を歌ったり、手遊びを楽しんだり、音楽に合わせて体を動かしたりする機会があります。
例えば、子どもたちと一緒に歌を楽しんだり、ピアノの伴奏で歌いやすい雰囲気をつくったりすることも、音楽が得意な人の強みです。
また、ピアノが得意でなくても、歌や手遊びが好きなら、その楽しさを子どもたちと共有することができます。
もちろん、音楽以外にも、絵を描くことや製作、体を動かすことなど、保育に活かせる得意分野はたくさんあります。
今はまだ自分の強みがわからないという人も、焦る必要はありません。
保育を学んだり、実習を経験したりするなかで、自分の得意なことに気づく場合もあります。
苦手なことばかりに目を向けるのではなく、自分にできることや得意なことも大切にしてみてください。
保育士に必要なコミュニケーション力とは?
ここまで、人見知りでも自分の強みを保育に活かせることをお伝えしました。
とはいえ、保育士は人と関わる仕事です。
子どもだけでなく、保護者や職員とのコミュニケーションも欠かせません。
「やっぱり人見知りだと難しいのでは?」と、不安に感じる人もいるかもしれません。
でも、コミュニケーション力は、生まれ持った性格だけで決まるものではありません。
人の話を聞くことや、相手にわかりやすく伝えることなど、経験や練習によって身につけられるスキルもたくさんあります。
今まで人見知りで、コミュニケーションに自信がなかったとしても、これから少しずつ学んでいけばよいのです。
では、保育士には具体的にどのようなコミュニケーション力が必要なのでしょうか。
話すことだけがコミュニケーションではない
コミュニケーションというと、話が上手なことや、誰とでも楽しく会話できることをイメージするかもしれません。
でも、コミュニケーションには、相手の話を聞き、内容を正しく理解することも含まれます。
例えば、相手が話しているときに最後まで耳を傾けること。
わからないことがあれば質問したり、自分の理解が合っているか確認したりすること。
こうした姿勢も、コミュニケーションをとるうえで大切です。
保育士は、子どもや保護者、職員など、さまざまな人と情報や気持ちを伝え合う仕事です。
自分から話すことが苦手でも、相手の話を丁寧に聞き、理解しようとすることから始められます。
話す力だけでなく、聞く力も大切にしていきたいですね。
子どもの気持ちを受け止める力
保育士にとって、子どもの気持ちを受け止めることは、とても大切な関わりの一つです。
子どもは、嬉しい、悲しい、嫌だ、びっくりしたなど、さまざまな気持ちを抱いています。
しかし、特に小さな子どもは、自分の気持ちを言葉でうまく伝えられないこともあります。
例えば、おもちゃを取られて泣いている子どもがいたとします。
そんなとき、すぐに「泣かないで」と声をかけるのではなく、「使っていたおもちゃを取られて嫌だったんだね」と、まずは気持ちを受け止めることを大切にしたいです。
まだ言葉で伝えることが難しい子どもに対しても、表情や仕草、周りの状況から、何を感じているのか考えながら関わります。
もちろん、子どもの気持ちをいつも正確に理解できるとは限りません。
だからこそ、子どもの姿をよく見て、気持ちを理解しようとする姿勢が大切なのだと思います。
子どもの気持ちを受け止めることも、保育士に必要なコミュニケーション力の一つです。
保護者や職員との報告・連絡・相談も大切
保育士として働くうえでは、保護者や職員との報告・連絡・相談も欠かせません。
例えば、次のような場面があります。
- 保護者から聞いた子どもの体調や家庭での様子を、ほかの先生に正しく伝える。
- 園からのお願いや持ち物について、保護者にわかりやすく伝える。
- 子どもの様子で気になることがあれば、先輩や同僚に相談する。
- わからないことや判断に迷うことがあれば、そのままにせず確認する。
- こうした報告・連絡・相談は、子どもの安全を守り、職員同士で協力して保育を進めるためにも大切です。
また、保育士に限らず、社会人としても必要になる基本的なスキルです。
人見知りで話すことが苦手だと、声をかけるタイミングに迷ったり、緊張して伝えたいことを忘れてしまったりするかもしれません。
でも、報告する内容を事前に整理したり、必要なことをメモしたりするなど、工夫できることもあります。
大切なのは、流暢に話すことよりも、必要な情報を相手に正しく伝え、わからないことは確認することです。
最初から完璧にできなくても大丈夫です。
経験を重ねながら、少しずつ身につけていきましょう。
人見知りが不安な学生に伝えたい5つのこと
ここまで、人見知りでも自分の強みを保育に活かせることや、コミュニケーション力は少しずつ身につけられることをお伝えしました。
では、人見知りが不安な人は、今からどのようなことを意識するとよいのでしょうか。
私自身も、人と話すことが苦手で、保育士として働くことに不安を感じていました。
そんな私が、実際に心がけてきたことや、今だからこそ伝えたいことを5つ紹介します。
① まずは挨拶から始めよう
人見知りで何を話したらよいかわからないときは、まず挨拶から始めてみましょう。
「おはようございます」「ありがとうございます」「お疲れさまです」
こうした短い言葉でも、相手とのコミュニケーションの第一歩になります。
私自身、緊張して声が小さくなってしまうこともありました。
それでも、挨拶だけはしようと意識していました。
大きな声が出せなくても、相手の方を向いて、できる範囲で視線を合わせたり、会釈をしたりすることで、挨拶を伝えられます。
最初から無理に会話を広げようとしなくても大丈夫です。
まずは自分から挨拶をすることを、一つの目標にしてみませんか?
② コミュニケーションが上手な人を観察してみよう
私が保育士として働くなかで、とても勉強になったのが、コミュニケーションが上手な先生を観察することでした。
特に、保護者対応が上手な先生の言葉かけをよく聞いていました。
「こんなときは、こういう言葉をかけるんだな」
「こういう伝え方をすると、わかりやすいんだな」
そんなふうに、先生たちの言葉を参考にして、自分でも使ってみるようにしました。
最初は真似をしているだけでも、繰り返し使っているうちに、少しずつ自分の言葉として自然に出てくるようになりました。
これは、私自身が経験してきたことです。
保育実習でも、先生たちが子どもや保護者にどのような言葉をかけているのか、ぜひ観察してみてください。
もちろん、相手や状況によって適切な言葉かけは違います。
ただ言葉を真似するだけでなく、「なぜこの言葉をかけたのだろう?」と考えてみることも大切です。
コミュニケーションが苦手だからこそ、上手な人から学べることはたくさんあると思います。
③ 話すことが苦手なら、メモを活用しよう
人前で話すと緊張してしまい、伝えたいことを忘れてしまうことはありませんか?
私は、そんなときにメモを活用するようにしていました。
伝えなければいけないことがあるときは、事前に内容を整理して、必要なことをメモしておきます。
それでも、いざ話そうとすると、緊張して言葉が出てこなくなることもあります。
そんなときは、無理に思い出そうとするのではなく、
「すみません、少し確認してもよろしいでしょうか?」
と一言断って、メモを確認するのも一つの方法です。
もちろん、相手や状況によっては、メモを見るタイミングに配慮する必要があります。
また、保育園では子どもや保護者の個人情報を扱うため、メモの内容や管理方法にも注意が必要です。
大切なのは、上手に話すことよりも、必要なことを正しく伝えること。
話すことが苦手なら、道具や工夫に頼ってもよいのだと思います。
④ 表情や態度でも気持ちを伝えよう
コミュニケーションでは、言葉だけでなく、表情や態度も大切です。
例えば、保護者から子どもの成長について嬉しい報告を聞いたとき。
「よかったですね!」と笑顔で伝えると、喜んでいる気持ちが相手にも伝わりやすくなります。
反対に、相手が困っているときは、その気持ちに寄り添う表情や声の調子を意識することも大切です。
また、謝罪するときには、言葉だけでなく、態度にも気を配りたいですね。
以前、ミスをした新人保育士について、「悪いと思っていないように見える」といった話を耳にしたことがあります。
でも、私はその話を聞いて、もしかしたら緊張して表情が固くなっていただけなのかもしれない、と感じました。
本人は申し訳ないと思っていても、その気持ちが相手にうまく伝わらないこともあります。
だからこそ、表情だけに頼らず、言葉でも気持ちを伝えることが大切だと思います。
私自身、最初は表情や声の調子を意識することも大切だと考えています。
嬉しいときには笑顔を意識する。相手が困っているときには、表情や声の調子にも気を配る。
鏡の前で練習してみるのも、一つの方法です。
ただし、表情の表し方には個人差があります。無理に表情をつくることが負担になる人もいるでしょう。
自分にできる方法で、相手に気持ちが伝わるように工夫していくことが大切なのだと思います。
⑤ 自分の得意なことを見つけて伸ばそう
人見知りで悩んでいると、どうしても自分の苦手なことに目が向いてしまいませんか?
「あの先生は誰とでも話せるのに、私はうまく話せない」
「もっと明るく振る舞えたらいいのに……」
そんなふうに、周りと比べて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
でも、苦手なことばかりに目を向ける必要はありません。
音楽が好きなら、歌や手遊びを覚えてみる。
絵を描くことが好きなら、製作のアイデアを考えてみる。
子どもの様子をじっくり見ることが得意なら、観察する力を伸ばしてみる。
まずは、自分ができることや得意なことを大切にしてほしいと思います。
もちろん、苦手なことをそのままにしてよいというわけではありません。
仕事で必要なことは、少しずつ練習して身につけていく必要があります。
でも、すべてを一度にできるようになる必要はないのです。
まずは今できることをする。そして、自分の長所を伸ばしていく。
苦手なことは長い目で向き合いながら、少しずつ成長していけたらよいのではないでしょうか。
人見知りだった私が保育士として感じたこと
ここからは、私自身の経験について少しお話ししたいと思います。
私は昔からかなりの人見知りで、緊張しやすく、人と話すことが苦手でした。
高校生の頃は、ほとんど言葉を発していなかったほどです。
そんな私が保育士になり、10年以上働き続けてきました。
振り返ってみると、最初からうまくできていたわけではありません。
それでも、少しずつできることが増えていったように思います。
人見知りでも、少しずつできることが増えていった
私は、人見知りだからといって何もしないのではなく、今の自分にできることをとにかくやろうと考えていました。
最初からうまくできたわけではありませんが、周りの先生から学んだり、自分なりに工夫したりしながら、できることを一つずつ増やしてきました。
もちろん、すぐに人と話すことへの苦手意識がなくなったわけではありません。
緊張することもあれば、うまく話せないこともありました。
それでも、経験を重ねるなかで、以前より自然に言葉が出てくるようになったり、保護者や職員との会話に慣れてきたりしました。
振り返ってみると、いつの間にかできるようになっていたこともあります。
苦手なことが少しずつできるようになるまでには、時間がかかる場合もあります。
でも、日々少しずつ意識して取り組むことで、身につけられることもあるのだと感じています。
今できないからといって、これからもずっとできないとは限りません。
焦らず、自分のペースで経験を積み重ねていってほしいと思います。
環境が変わることで、自分の新しい一面に気づくこともある
私自身、転職をして職場の環境が変わったことで、気づいたことがあります。
それは、以前よりも自然に人と話せるようになっていたことです。
新しい職場には、優しい先生方がたくさんいました。
そんな環境の中で、私は普通に会話をしている自分に気づいたのです。
「あれ? 私、こんなに普通に話せるようになっていたんだ」
そう感じたことを覚えています。
もちろん、転職したからといって、必ず人見知りが克服できるわけではありません。
でも、働く環境によって、自分の力を発揮しやすくなることもあるのだと思います。
また、いくつかの保育園を経験することで、さまざまな保育の考え方や方法に触れることもできます。
新しい環境に飛び込むことには勇気がいりますし、転職には不安やリスクもあります。
それでも、私は環境を変えたことで視野が広がり、自分自身の成長にも気づくことができました。
これから保育士を目指す学生さんにも、一つの環境だけで自分の可能性を決めつけてほしくないと思っています。
もし将来、働くなかで自信をなくしてしまうことがあっても、環境を変えるという選択肢があることを知っておいてほしいです。
自分に合った環境で、自分らしく力を発揮できることもあるのです。
まとめ|人見知りでも、自分らしい保育士を目指そう

人見知りだからといって、保育士になることを諦める必要はありません。
保育士にはさまざまな性格の人がいて、それぞれの得意なことを活かしながら働いています。
もちろん、保育士は人と関わる仕事なので、コミュニケーション力も必要です。
でも、最初から誰とでも上手に話せなくても大丈夫。
相手の話を聞くことや、自分の考えをわかりやすく伝えることなど、経験や練習を重ねるなかで身につけられることもたくさんあります。
まずは挨拶をすることや、周りの人の言葉かけを参考にすることなど、今の自分にできることから始めてみてください。
そして、苦手なことばかりに目を向けず、自分の得意なことや長所も大切にしてほしいと思います。
人見知りという性格を、無理に変える必要はありません。
私自身も、人見知りで悩みながら、少しずつできることを増やしてきました。
だからこそ、今、人見知りで悩んでいる学生さんに伝えたいです。
「保育士になりたい」「子どもの成長を支えたい」という気持ちを、どうか大切にしてください。
その気持ちを原動力に、必要な知識や技術を少しずつ身につけていけばよいのだと思います。
焦らず、自分のペースで。
自分らしい保育士を目指して、一歩ずつ進んでいってくださいね。

